このWordPress指南書にも使用している賢威テンプレートは、SEOに強いワードプレスのテーマとして多くの方が使用しています。中でもアフィリエイターの間には大人気で、SEOを駆使して稼ぐテンプレートとして欠かせないようです。
さて、そんな賢威テンプレートですが。実は表示速度が微妙なのです。
まぁ、賢威テンプレートの表示速度は感覚的にそんなに遅くはないのですが。しかし、実際に賢威テンプレートをGoogleの表示速度の計測ツール「PageSpeed Insights」で計測してみると、少し残念な結果になったのです(涙)。
表示速度を改善するには、以前にもこんな記事「ワードプレス表示を高速化した4つの方法」を書きましたが。ワードプレスのバージョンアップに伴い、表示速度を改善するプラグインも変更せざるを得なくなってきました。
そこで、今回は賢威テンプレートの表示速度を改善する最新の情報をまとめてご紹介したいと思います。ワードプレスのテーマが賢威テンプレートなら必見です。
賢威テンプレートの表示速度を高める5つのプラグインとその設定方法
賢威テンプレートの表示速度を高めるには5つの方法があります。それはプラグインをインストールし設定することです。
たったそれだけで賢威テンプレートの表示速度を改善することができます。同時に1つだけ注意点があります。まず、5つのプラグインと1つの注意点を以下から詳しく解説していきます。
1,画像を圧縮するプラグイン「EWWW Image Optimizer」
表示速度が遅くなる原因のひとつに画像の重さがあります。画像はファイルサイズが大きいと読み込みが遅くなり、表示が困難になってしまいます。その際の解決策としては、画像そのものを圧縮することが大切です。
ワードプレスで画像圧縮をするには「EWWW Image Optimizer」というプラグインをインストールするといいでしょう。EWWW Image Optimizer の使い方についてはこちら「画像の圧縮化で表示速度を改善する方法」に詳しく書いているのでご覧ください。
2,画像を後回しにしてくれるプラグイン「Lazy Load」
上で説明した通り、画像は表示速度を遅くする要因があります。なので、画像の表示をどうにかすれば表示速度の改善にもつながります。
画像の圧縮以外に表示速度を高める方法があります。それが画像の読み込みを後回しにすることです。そのような設定をすることで、サイトの表示速度を高めることができます。なお、ワードプレスで画像の読み込みを後回しにするには「Lazy Load」というプラグインが必要です。
Lazy Load の使い方は簡単です。インストールして有効化にするだけでいいです。なので特別な設定はありませんので、インストールしておきましょう。
3,htmlを圧縮をするプラグイン「WP-HTML-Compression」
htmlを圧縮することでも表示速度の改善に繋がります。ワードプレスでhtmlを圧縮するには「WP-HTML-Compression」というプラグインが必要です。とくに賢威テンプレートはこのプラグインと相性が良いみたいです。
WP-HTML-Compressionの使い方は簡単。ただインストールして有効化にするだけです。それだけで賢威テンプレートのhtmlの余分な余白を圧縮でき、表示速度の改善になりますのでインストールしておきましょう。
4,javascriptやcssを最適化するプラグイン「Async JS and CSS」
表示速度を計測するGoogleのサービス「PageSpeed Insights」で調べた結果、レンダリングブロックしてしまうjavascriptやcssについて改善を促すような指示がされます。改善できれば当然、表示速度は上がります。
というわけで改善していきましょう。その為には「Async JS and CSS」というプラグインが必要でアス。このプラグインはjavascriptやcssを最適化してくれるもので、インストール後、簡単な設定で使うことができます。
まず、Async JS and CSSmをインストール。
有効化後、以下の部分にチェックをいれます。
チェックを入れたら「変更を保存」をクリックし完了です。
5,ワードプレスをキャッシュしてくれるプラグイン「WP Super Cache」
ワードプレスをあらかじめキャッシュしておくと表示速度が高まります。
キャッシュとは、動的に生成されるページを静的ページで用意(キャッシュ)することで、サイト全体の表示を早めるのに有効です。ワードプレスではいくつものキャッシュ系プラグインがありますが、賢威テンプレートは「WP Super Cache」が相性が良いようです。
WP Super Cache の使い方はインストール後、有効化。
すると以下のような表示になるので「プラグイン管理ページ」をクリックします。
すると管理画面に行くので「キャッシング利用 (推奨)」にチェックを入れ、「ステータス更新」をクリックします。
次に「既知のユーザー向けにはページをキャッシュしない。 (推奨)」以外の推奨とされているもの全てにチェックを入れます。そして「モバイルデバイスサポート (外部プラグイン、または外部テーマが必要です。詳細については FAQ 参照)」にもチェックをいれます(以下の画像を参照して下さい)。
これらにチェックを入れたら「ステータス更新」をクリックし、完了です。
以上で表示速度の改善は終了です。実際に PageSpeed Insights で表示速度を計測してみましょう。
PageSpeed Insights で計測した結果
PageSpeed Insights で計測した結果、以下のような結果になりました。
いかがでしょう。
冒頭で計測した結果よりも、表示速度の大幅な改善が見られました。今回の5つのプラグインのインストールで賢威テンプレートの表示速度は改善できます。
とはいえ、1つだけ注意点があります。
注意点
今回は表示速度を改善をするために5つのプラグインをインストールして設定してきました。しかし、1つだけ注意があります。それは、今回のプラグインの中で賢威テンプレートのソーシャルボタンと相性が悪いということです。
つまり、プラグインの導入により、賢威テンプレートのソーシャルボタンが表示されないというわけです。
もしも、はじめからソーシャルボタンを表示しないというのであれば、全然、問題ないのですが。しかし、ソーシャルボタンも表示したいというならば、賢威テンプレートで標準されているソーシャルボタンは使わない方がいいでしょう。
そこで対策としては、ソーシャルボタンを表示するプラグインを使うということです。
お勧めプラグインは「WP Social Bookmarking Light」です。このプラグインは国産のプラグインなのでとても使いやすく、しかも賢威テンプレートとバッチリ相性がいい。
使い方は簡単でインストールして有効化するだけ。細かな設定も可能ですが、インストールだけでも使えるので、賢威テンプレートで表示速度を改善して、ソーシャルボタンを表示したいなら、是非、インストールしておきましょう。
というわけで、今回は以上です。
なお、賢威テンプレートはSEOに強い国産のワードプレスのテーマです。
SEOで集客やアクセスアップ、アフィリエイトで稼ぎたいなら、このテンプレートを使わない手はありません。賢威テンプレートについてはこちら「賢威テンプレートのココが凄い!15の機能でSEOを克服」を参考にするといいです。